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昭和25年創業、原料は良質な国内産にこだわり、自然に学ぶ味噌づくりの考えのもとで、麹・甘酒・味噌の製造をしています。急速な自然環境の変化にもいち早く対応し、約30年前から備長炭を活用した熟成蔵や自然栽培米・大豆の契約に取り組み、本来の健康に良い食べ物づくりを目指しています。

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「企業とは経営者、従業員のために活動をしているように思えますが、実際は消費者、世の中のために存在しているのであり、企業は社員が共同して社会に恩返しをする公の場とも言えます。」大きな企業は、大きな資金を活かして、給与や福利厚生面にも優れた経営をしているが、不採算部門は切り捨てることで生存を図る傾向もあり、地域密着とは言い難い面がありますが、中小企業は地域に根付き、社員や地域ととともに成長する存在であるところに強みがあると山辺社長は考えています。

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まるみ麹本店は形式上の求人を行っているのだが、会社に突然飛び込んで来て、「働かせてください」と言って働き始める人が多くいる会社です。さらに、興味深いことに求人で雇った人材よりも、会社を自分の足で探して働いている人材の方が、やる気もあり、継続して仕事をしているのである。まるみ麹本店の仕事に対する熱い思い、自社のブランド力などが、口コミで広がり、このような結果を生み出しているのである。本来、地域に根ざす中小企業のあるべき姿かもしれません。

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山辺社長曰く、「服飾品などブランド名が付いているだけで高価な物もあるけど、元々は何かのカテゴリーのなかで優れた技術とこだわりがあり、絶対的な実力が認められて現在の一流ブランド名になったのです。高級ブランドには贅沢品というイメージもありますが、技術者魂やその成果を評価すべきものがブランド商品ですよね。」ブランド力とは、強いこだわりがあるからこそ、形成されていくものです。自然や健康への強いこだわりを持ち、ものづくりに取り組む姿勢が感じられました。

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まるみ麹本店の経営理念は「人と自然の恩恵に感謝し、健康につながる食づくりを通して、世のため人のために尽くします」です。高梁川の豊かな水と自然豊かな緑に囲まれた総社美袋の地で、麹づくりを始めて60年余年。現在16名の社員が一丸となって味噌造りに取り組み、全国にも向けて出荷をしている。消費者と一緒に健康な食生活を考えていくために、工場見学会や手作り味噌教室、味噌料理教室なども積極的に行っている。今後の商品開発など注目するべき点である。

 

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